北軽井沢ミュージックホールの歴史や先人の思いを受け継ぐ1925年製グロトリアン・スタインヴェーグのピアノが、音楽を愛する皆様のご寄付により修復されます。 再び心に響く音色が甦りますように! 修復の様子を随時掲載していきます。
2020年1月31日金曜日
2020年1月30日木曜日
ダンパーアクション5
1925年製GROTRIAN STEINWEG グランドピアノ2m20
ダンパーアクションを組み立て直しました。
ダンパーレバーの間隔や走り調整(レバーがまっすぐ上がるようにフレンジに薄い紙を貼って調整します)をして、ピアノに取り付けました。
2020年1月29日水曜日
2020年1月28日火曜日
ダンパーアクション3
1925年製GROTRIAN STEINWEG グランドピアノ2m20
ダンパーレバーのフェルトに虫喰いが見られたので、新しく貼り換えました。
鍵盤を押した時に鍵盤の先がこの部分を突き上げ、ダンパーを押し上げます。
2020年1月27日月曜日
ダンパーアクション2
1925年製GROTRIAN STEINWEG グランドピアノ2m20
ダンパーレバーフレンジのセンターピンを全て新しく取り替えました。
ダンパーレバーに埋め込まれている鉛が飛び出ているものがあったので、再度埋め込みました。
鉛の埋め込み部分に遊びがあるとカタカタと雑音が出ることがあるので、接着剤で補強しました。
2020年1月26日日曜日
2020年1月25日土曜日
棚板
1925年製GROTRIAN STEINWEG グランドピアノ2m20
棚板の左右に取り付けられている、鍵盤オサを支える木片とスプリングを掃除し、フェルトを貼り替え、取り付けました。
これらの部品に支えられ、この部分にアクションと鍵盤オサが引き出し式に収まります。
ソフトペダルを踏んだ時に鍵盤オサがスムーズに移動できるよう、鍵盤オサの乗る部分はサンドペーパーですべすべにしておきます。
2020年1月24日金曜日
アクションブラケット2
1925年製GROTRIAN STEINWEG グランドピアノ2m20
レギュレーチングボタンのクロスを貼り替えました。
ジャックの動きに関わる重要な部品です。
少しでも抵抗を少なくするため、新しいクロスに黒鉛を塗っておきます。
アクションブラケットを組み立てているビスなども磨き、ブラケット完成です。
2020年1月23日木曜日
2020年1月22日水曜日
鍵盤調整
1925年製GROTRIAN STEINWEG グランドピアノ2m20
鍵盤調整をしながら、鍵盤を鍵盤オサに収めました。
鍵盤調整とは、新しく貼り替えたバランスブッシングクロスとフロントブッシングクロスをプレスして適当な厚さに調整する作業です。
プレスしすぎると遊びが多くなり鍵盤がガタガタしてしまいます。
プレスが弱く遊びがなさすぎると鍵盤が動きづらくなります。
鍵盤の動きを見ながら適度な具合になるまでプレスしていきます。
2020年1月21日火曜日
鍵盤オサ2
鍵盤オサ裏側
1925年製GROTRIAN STEINWEG グランドピアノ2m20
鍵盤オサの裏側は、ソフトペダルを踏んだ時に滑らかに移動するよう、すべすべにしておく必要があります。
全てのビスを締め直し、サンドペーパーですべすべにしました。
新しいバランスパンチングフェルト、フロントパンチングフェルトを取り付け、バックレールクロスを貼りました。
2020年1月20日月曜日
鍵盤オサ1
磨き前のバランスピン
磨き後のバランスピン
磨き前のフロントピン
磨き後のフロントピン
1925年製GROTRIAN STEINWEG グランドピアノ2m20
鍵盤オサの古いフェルト類を取り外し、全体の掃除をしました。
バランスピンとフロントピンを磨きました。
これらのピンは鍵盤の動きを支える部分ですので、なるべく滑りを良くして抵抗を減らすことがスムーズなタッチにつながります。